5つの描く未来、ひとつの景色。
嵐の皆様、この度は結成18周年おめでとうございます。18周年。だって。ひたすらに祝われてた10周年から8年、ひたすらに5人でいることを噛み締めた15周年から3年。15周年のあの時より20周年の未来の方が近くなった。今。
めちゃくちゃ個人的な意見だけど、5人は20周年に重きを置かなくなった。多分ハワイを終えた後くらいから。(と思っている)
まあずっと“今”を大切にしてきた人達だからやってきたこと全部は20周年の為です!なんてことが表立って出てるわけではなかったけれど。なんとなく。そんな感じが私はあって。翔くんハワイ公演に対して2014年7月の日経エンタでこんなこと言ってるんだよね。
もっと言うと、個人的には、15周年記念の企画というより20周年に向けた糧のひとつにしたい企画なんですよね。後のち振り返ったときに、今回のライブが次のステージへの助走というか“初めの1歩”になっていればいいなという思いで、ハワイを設定したつもりです。
でも、ハワイを経た翌年の7月の日経エンタでこう言ってるの。
15周年の時は、かたくなに“アニバーサリー”とか“15周年おめでとう”的な方向を避けていました。そんな大した数字じゃないから、俺らはもう20周年を見つめてるから、って。
けど…10周年の時もそうでしたけど、15周年をあれだけの人にお祝いしてもらい、5人で初めて10日間も一緒にいると、それが結果的には思いの外スペシャルな時間になっちゃったんですよね。来る日も来る日も自分たちの歩みを語らい、振り返ったあの10日間を経たことで、正直、ハワイの前と後でグループの雰囲気が全然違うん…ですよ。外から見たらたぶんわからないと思うし、きっと分かるようには誰もしないと思うけど、改めて“いい関係”というものに近づいた気がするんです。
という15周年を経たら、目指すところは果たして20周年なのか?!って、ちょっとよく分かんなくなってきて。
ここの変化がものすごく嬉しかった。ハワイのあの10日間で、私たちが想像はできたとしても完璧に理解はできない何かが5人の中にあった。どこか肩の力がいい感じに抜けたような5人の姿があった。15年目の告白の最後で5人は
ゆっくりでもさ、遠回りしてもさ、止まらないように5人で歩いていけたらいちばん嬉しいけどなあ
戻ってもいいしね
なんか、今遠回りしてもいいかもしれないしね
いいねー
なんか、、うん
次の一手ですな
いいですな、次の一手。どこに出すか
そう言って笑ってた。私バカみたいに泣いてたけど()
このハワイ公演後、THE DIGITALIAN、BLAST in Miyagi、Japonism、Japonism Show in ARENA、Are You Happy?って見た事のない景色ばっかりだった。これ以上素敵な景色はもうないのかもしれないって本気で思うのに、翌年そんな思いをいとも簡単に崩してしまう新たな景色。いつだってそこには嵐の“今”がある。いつだってその時の嵐の最強を見せてくれる。こんなに幸せなことはないし、嵐ファンを超える幸せ者はいない。(今日だけは言い切らせてね)
嵐さん。私があなた達を好きになって今日まで、“いつだって今がいちばん好き”って思わせ続けてくれてありがとう。本当に今の嵐がいちばん好きです。5人が進む道に、5人が描く未来に、嵐が作り出す景色に、不安なんてこれっぽっちもないよ。信頼しかない。
連れて行ってよ、5人が行きたい場所に。
見せてよ、5人がやりたいことを。
いつでも暗闇になったり光の海になったりするから。
いつから覚悟ができたかなんてもうわからないけれど、そんなものもうとっくにできてる。
変わらず、でも進化を。ゆっくり戻ったりしながら、でも立ち止まらず。いつまでも5人で、譲る気なんてさらさらなく上を目指す今日からの1歩も付いていかせてください。
本当におめでとう。
1999.9.15→2017.9.15