言葉より大切なもの

「 “この5人で20年間やってみてどうでしたか?” っていう質問が、僕は大嫌いです。」

 

これは初日つまり昨日の公演の時二宮くんが挨拶でありがとうございました、と。感謝を述べたすぐ後に発した言葉。

 

挨拶の時 いつも誰よりも私たちの反応を気にしながら、時には笑いさえ交えることのできる二宮くんが。一切笑うことなく 冗談を言っている雰囲気を出すこともなくそう発した。

 

二宮くんは何かに対して肯定ばかりする人ではないけれど逆も然りで否定をすることもない人だと私は感じていて。それもそれでいいんじゃない?って自分と違った考え方を受け流すことのできる器用な人だと思っていて。

 

それなのに。

 

「大嫌い」って言ったんです。

 

その後にこう言ったの。

 

「そんな生っちょろい20年じゃないし。いい大人が人生ぶん投げて20年肩組んで、1日1日過ごしたっていうのは多分この4人しか分からなくて。」

 

私の中でなかなかなかなかなか衝撃的だったんです。二宮くんが。こんなこというなんて。

 

二宮くんが嵐に対してとてつもない帰属意識と重たさを持っていることは十二分に知ってる。だけどそれを声を大にして言う人ではないと思ってきたから。私の中では二宮くんはずっとわからない人だったから。わからないから必死に二宮くんが発する言葉を追いかけてきたオタクだから。

 

だから今回の二宮くんの挨拶はわかるわからないとかそんな話ではなくてあまりにもストレートすぎて。

 

衝撃と共に襲ってきた嬉しさと愛おしさが恐ろしかった。こんなに、こんっなに好きでいいのかなって。自分が世界でいちばん好きだと思う人が世界でいちばん好きなグループの事を、そのメンバーのことをこんなにも重たくて強い愛で包んでいてくれることがこんなにも幸せなことなんだって。

 

強く、強く強く噛み締めたよ。(めちゃくちゃ泣いてたけど)

 

二宮くんが人生ぶん投げてでも守り続けてきた嵐のこと、二宮くんが財産だと口に出してしまうのも惜しむくらい胸に抱き締めてきた嵐のこと、私もいつだってうまく語れないけど。だけどこんなに腹括ってここにいてくれるから。それが例え結果論だとしても。だから負けないくらいの覚悟で好きでいることくらいは何度だって叫ばせてよ。

 

私が誇れるものは誰がなんと言おうと二宮くんを、嵐を好きになったこの気持ちで。これだけは絶対だし揺るぎないし変わらない。

 

 

翔くんが問いかけてくれたまんま、

“嵐以外考えられない”自分をもっと存分に抱き締めてていいんだろうなあきっと。なんて考えた初日でした。

 

嵐、大好きよ。本当に。

 

 

改めて、初日開幕おめでとうございました。

今日からの公演も最高の空間になりますように。